第47回 日本看護学会-看護教育-学術集会
看護部 森本 京子
超高齢化社会の到来により地域の施設や在宅で、疾病や障害を抱えながら暮らす人々が、今後更に増加する事が見込まれます。
看護教育の視点から看護の質をどのように維持していけばよいのかを学びたく、8月4日・5日滋賀県大津市の琵琶湖が一望できる大津プリンスホテルで開催された看護教育学術集会に教育委員3名が参加しました。
基調講演『未来をひらく看護教育』では、看護職が様々な場で専門職としての役割を発揮していく為には、それに見合う専門的な能力の確保と専門職としての自立が不可欠になります。基礎教育・新人教育の充実に加え、キャリア形成の為の支援に取り組んでいくと話されていました。
療養型病棟に於いても『医療機関から暮らしの場』へ移行していくことを念頭に、継続教育による看護実践能力向上を図っていける教育を考えていきたいと思った学術集会でした。